https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00010000-huffpost-int
韓国は「反日」ばかりなの?ネットから離れて、実際に現地に行って確かめてみた。
つい数日前、3泊4日で韓国・ソウルに取材に行ってきた。
メイン取材は、とある人物へのインタビュー取材だったが、今の韓国を少しだけでも自分の目で見て感じようと、時間が許す限りソウルの街中を歩いてみた。
【画像集】韓国は「反日」ばかりなの?ネットから離れて、実際に現地に行って確かめてみた。
日本と韓国の関係はかなり悪い。到着の前日には、ソウル市内で旅行中の日本人女性が、韓国人の男性から暴行を受ける事件があった。
ジャーナリストの青木理氏が韓国について発言をするとすぐ「反日だ」と言われるように、誰かが何かを口にするだけで、「反日」「左派」「ネトウヨ」「右翼」などとSNSでレッテルを貼られる。
実際のところ、韓国国内の雰囲気はどうなのだろう?
現地で暮らす普通の韓国人は、どう考えているのだろう?
スマホを閉じて、“オフラインで”会話をして、考えや思いを聞いてみたかった。そこで改めて気づかされたのは、リツイートのような気軽さでは出来ない、政治的な会話につきまとう、あの「緊張感」だった。
終於在數日前,到了韓國・首爾進行了4天3夜的取材。
雖然主要是為了某個人的訪談取材,即使一點點也好,想親眼感受看看現在的韓國是什麼樣子,在時間容許的範圍內,在首爾的街上逛了一下。
【圖像集】韓國都一堆「反日」嗎?離開網路,親自到了現場確認看看了。
韓國和日本的關係非常差。抵達前幾天,還發生了在首爾市中心旅遊中的日本女性,遭到韓國男性暴行這樣的事件。
記者青木理一講出關於韓國的發言,就馬上被說是「反日」,只要不管是誰說了什麼,就會在SNS上被貼上「反日」「左派」「網路右翼」「右翼」等標籤。
實際上,韓國國內的氣氛是怎麼樣呢?
住在當地的一般韓國人,又是怎麼想的呢?
放下手機,在"線下"對話,想聽聽看想法和心情。在那時重新被注意到的是,無法像RT一樣輕易做到,糾纏在政治性對話上的,那份「緊張感」。
まず、ソウル中心部・光化門にある韓国国内最大規模の書店、教保文庫を訪れてみた。ありとあらゆるジャンルの書籍が置いてあり、一日居ても飽きないほど充実している。
メインの入り口を入ると、目の前にあったのは、それぞれのジャンルごとに人気の書籍を並べた棚。
その「政治・社会コーナー」で、第1位となっていたのが『反日種族主義』という過激なタイトルの書籍だった。
『反日種族主義』は、李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授ら、6人の学者による共著で、簡単に言ってしまえば「韓国国内における反日に対する批判の本」だという。つまり日本の批判ばかりをする韓国社会を自ら批評しているのだ。
第2位として並んでいたのは、『日本会議の正体』(著:青木理氏)の韓国版だった。
『反日種族主義』について、当然のことながら内容については賛否両論あるだろう。ただ、この書店のサイトを見てみると、2019年8月20日~27日の週間ランキングでは、総合のカテゴリーで第2位となっている。このことからも、韓国国内で人気を博していることが、うかがい知れる。すでに実売部数が10万部を突破したという報道もある。知り合いの韓国人記者に聞いたところ、今後は、日本語の翻訳版を出す動きがあるという。
現在,在韓國正在販賣,意外的書是
首先,拜訪了位在首爾中央・光化門,韓國國內最大的書店,教保文庫。那裡放置了所有種類的書籍,充實到就算待一整天也不會感到厭煩般。
一進到大門,出現在眼前的是,按照各個種類放置了人氣書籍的書架。
在「政治・社會區」,位居第1名的是有著「反日種族主義」這樣偏激標題的書。
『反日種族主義』是由,首爾大學名譽教授李榮薰及6位學者共同著作,簡單的說就是「批判關於韓國國內反日的書」。也就是對於一堆反日的韓國社會自行批判。
做為第2名排在旁邊的是,「日本國會的正體」(著:青木理)的韓國版。
關於「反日的種族主義」,想當然而關於內容是讚否不一。但是,看了書店的網站,2019年8月20日~27日的週間排行,在綜合分類中位居第2。從這之中可以推測出,在韓國國內中博得了不少的人氣。甚至也有實際賣出數量突破10萬本這樣的報導。從認識的韓國記者那裡聽說,之後也會有日文的翻譯版本。
書店で様子を見ていると、『反日種族主義』の表紙をスマホで撮影している女性がいたので、話を聞いてみた。20代後半だという。私は緊張して、声が少し震えていた。
「この本の存在についてはネットで知りました。こうした本が1位として並んでいるのはおかしいと思って、写真を撮ってました」と話す。読んだことはないが、ネットの情報から、この本に対して批判的な見方をしているという。
「本を読んでみたいと思うか?」と質問してみたところ、「自分たちの周りでは、日本に関連する物は買わないという風潮があるから買わないです。でも、不買運動がなかったとしても(この本は)買わないかな。自分の中では買ってまで読むほど優先順位の高いトピックではないです」と答えた。ちなみに、この女性は書店で撮った画像はこの後、SNSに投稿すると言っていた。
向買了書的人搭話看看
觀察了一下書店的樣子後,發現了用手機拍攝「反日種族主義」封面的女性,於是向她搭話看看。二十多歲後半。我很緊張,聲音微微顫抖。
她表示「在網路上知道了關於這本書的事。我覺得這種書能作為第1名排在這裡太奇怪了,所以拍了照片」。沒有讀過這本書,在網路上得知了訊息,對於這本書抱持著批判性的看法。
向她詢問了「想讀讀看這本書嗎」,得到了「我們周遭阿,有著跟日本有關係的東西就不買這樣的風潮,所以不會買。不過即使沒有拒買運動,我也不會買(這本書)吧。在我心目中,這在我還沒買而想要讀的主題裡排行並不高。」這樣的回答。順帶一提,這位女性說之後會把在這間書店拍到的照片,上傳到SNS上。
続いて、実際にこの書籍を購入した男性にも話を聞いてみた。ソウル市内で旅行業を営む60代前半の男性だという。
「もともと著者についてはネットで発言を見ていたので知っていました。彼の言うことはどれも、これまで自分が信じてきた、教えられてきた内容とは正反対の内容です。ものすごく衝撃を受けました。だから、この本も読んでみたいと思って買いに来ました」と話す。
手に取り中身をパラパラと見て棚に戻す人もいれば、表紙の画像だけを撮って立ち去る人、実際に購入する人など様々だった。私が見ている限りでは、手に取って内容に目を通す人たちは、ほとんどが50代以上の年齢層で、あまり若い人はみかけなかった。
第二次世界大戦後、反日教育を受けたと言われている世代や、その子どもにあたる世代にこそ、衝撃的な内容として響いているところがあるのかもしれないと思った。
書店内には、「日本書籍コーナー」として、日本のあらゆる書籍が取りそろえてあった。ファッション雑誌など目で見て楽しめるものについては、翻訳されることなく、そのまま日本語のものが置かれていた。「小説コーナー」では、ランキング上位15冊のうち5冊がミステリー作家、東野圭吾氏の著書だった。
首爾的60多歲男性「感受到了非常大的震撼」
接著,也向實際購買了這本書的男性搭話了。在首爾市內做旅行業的60多歲前半男性。
他表示:「關於作者的事,當初是在網路上看到留言才知道的。她所說的全部,跟至盡為止我所相信的,被教導的內容都是相反的。受到了非常大的震撼,所以我就想買這本書來看看」。
有拿起來啪啦啪啦地看了一下內容又放回去架子上的人、也有只拍封面照片就離開的人、實際購買的人等各式各樣的人。在我看到的人裡面,拿起來看內容的人,幾乎都是50多歲以上年齡層的人,看起來都沒什麼年輕人。
第二次世界大戰後,被說是接受了反日教育的世代和,他們的小孩的世代才會對衝擊性的內容感到迴響也說不定。
書店內,作為「日本書籍區」,備齊了日本所有的書籍。關於那些光是用眼睛看就能享受快樂的時尚雜誌,沒有被翻譯,就那樣被擺在那裡。「小說區」,排行榜前15名之中的5個名額是推理小說作家,東野圭吾的著作。
続いて、慰安婦問題を象徴する少女像を訪れた。日本のテレビクルーが取材に来ていたが、デモなどは行われていなく、静かだった。
少女像の隣には小さいテントがあった。「反安倍反日青年学生共同行動」のメンバーたちが寝泊りして像を守っているのだという。そのメンバーのひとり、大学で歴史を学んでいるというキム・ジソンさん(22)。
2015年の日韓合意について、慰安婦女性たちへの謝罪と賠償が不十分であるとの問題意識を持ち、2016年からこの活動に参加するようになったという。だが、日韓合意は慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的な解決」をうたっていたのでは?率直に日韓問題についてどう考えているか話を聞かせてもらった。
「安倍首相は、日韓問題について未来志向で行こうと話しているけれど、そのためにはやっぱり植民地時代の誤ちについての謝罪をして、反省をして、というのを前提にしないと日韓についての未来志向というのは難しいんじゃないかと思っています。こういうことを通じて、人間が暮らしやすい社会になればいいなと思って活動しています」
同世代の友人と、政治に関する話をするかについても聞いてみた。
「友達とは様々な話題についての話はするけど、その中でも自分は政治に関する話をすることが多い方だと思います。私は、歴史や政治、そして社会に関心を持ってこそ、良い社会になると考えています。周りの大人たちの中には、政治に過度な関心を持たずに中道を守れ、という人たちも少なくないです。でも、それだと結局これまでの状況のままで何も変らないと思っています。既得権者だけが得をするような社会ではなく、韓国の国民みんながが安心して暮らせる社会を作るためにも、若い人たちが政治に積極的に関心を持たないとだめだと思っています」
守護少女像的女性
接著,造訪了象徵著慰安婦問題的少女像。日本電視台員工雖然來取材,但並沒有發生抗議活動等事情,十分安靜。
少女像的旁邊有著小小的帳篷。「反安倍反日青年學生共同活動」的成員睡在這裡守護雕像。在這裡面的其中一個成員,正在大學裡學習歷史的金智聖(22)。
關於2015年的韓日慰安婦協議,抱持著對慰安婦們的謝罪和賠償不完全問題的意識,從2016就開始參加這個活動了。但是,韓日慰安婦協議關於慰安婦問題,對於「最終且不可逆的協議」的主張是?向她請教了關於日韓問題率直的想法。
「安倍首相,雖然說了會將日韓問題作為未來志向,為此當然要為當時殖民時代的錯誤道歉、反省,不以這做為前提,要以關於日韓關係作為未來志向會十分困難。理解了這些事情,希望能讓社會變成一個人們都容易生活的社會,才開始活動的」
向同世代的朋友請教了關於政治的問題
「跟朋友是會聊各式各樣的話題啦,但我認為有關政治的話題佔大多數。我正是因為對歷史、社會和政治等抱持著關心,才會思考如何讓社會變好。周遭的大人們中,以不過度關心政治的中庸之道生活的,也不在少數。但是,結果到最後還是維持現在這樣的狀況什麼都沒改變。為了打造出一個韓國國民們能夠安心生活的社會,而不是一個只有權力者得利的社會,我認為年輕人們不積極關心政治不行」
ところで、ソウルに住む人いわく、韓国ではここ数年、日本の居酒屋をイメージした店が急増中だという。実際に店舗にも足を運んでみた。
韓国なのに、日本語で書かれた看板が並び、一見すれば日本国内にいるような錯覚を覚える。店内に入り、メニューを見てみると、刺身、お好み焼きなどがある。だが、全てが日本食というわけではない。
ソウル在住の記者によると、もともと韓国では、「ハラミのお店」「ホルモンのお店」など、飲食店は何かに特化した専門店として営業するのが一般的だという。だからこそ、色々な食べ物を食べることができる、日本の居酒屋タイプのお店が人気となったらしい。
日本居酒屋的人氣和影響
話說回來,住在首爾的人說,韓國這幾年來,突然增加了許多日本居酒屋風格的店。實際到店裡面看看了。
明明是韓國,卻並排了書寫日文的看板,乍看之下還產生了在日本國內的錯覺。進到店裡,閱覽了菜單,發現有生魚片、日式煎餅等。但是,並不是全部都是日本食物。
根據住在首爾的記者的情報,原本韓國就有許多以專賣某些食物的專門店普通地營業著,像「外橫膈膜專賣店」「內臟專賣店」等。所以才能吃到各種食物,而日本居酒屋類型的店似乎變得有人氣。
この店を訪れていた3人組の客に話を聞いてみた。大学で貿易について教えている講師と、その教え子である19歳の大学生2人だった。学生のうちのひとりが、ネットで美味しい飲食店を調べていたところ、この店舗の存在を知り来店したという。
突然声をかけたにもかかわらず、一様に好意的に応対をしてくれたので、政治について興味があるかという質問を投げかけてみた。すると、一人の学生は「興味がない」との回答。その理由として、大学内で所属している組織の都合上、中道(政治に深入りせず、どちらにも偏らない)というスタンスを取っていると説明してくれた。
一方でもうひとりの学生は「興味がある」と答えた上で、今の日韓関係について次のように語ってくれた。
「自分の周りでも日本製品の不買運動という風潮はあります。でも、日本からは本当にたくさんの物が入ってきているから、本当に不買運動をしようと思ったら、携帯の中にも日本の部品があるし、何も手に入らなくなってしまいます。もう少し考えて行動しても良いと思います。韓国が、自分たちで自立してやっていくことは必要かもしれないけれど、それよりももっと国際間の交流を増やしていく方が良いんじゃないでしょうか」
同席してた大学の講師にも話を聞いてみたところ…。
「私は彼らよりも世代が上で、学生たちと考えが違うので、この場では意見を主張することは差し控えておきます。でも、これからの韓国の将来を担う20代の人たちの意見の方が大事だと思うので、私たちの世代があえて話す必要はないと思っています」
向在居酒屋用餐的年輕人搭話
向到訪這間店的3人組的客人搭話看看。在大學教授有關貿易的講師和,兩位19歲的學生。學生中的其中一位,在網路上調查好吃的餐廳,得知這間店就來了。
突然被搭話也不在意,與平常一樣友好的回應,於是嘗試丟出了是否對政治感到興趣的問題。問完,學生中的其中1人給了「沒有興趣」的答覆。他的理由是因為,他所就讀的大學所屬的組織在情況上,是處於中庸之道(不深入政治,不偏向任何一方)這樣的立場。
另一方面,另一個學生給了「有興趣」這樣的回答,緊接著關於日韓關係目前的狀況訴說了以下。
「我自己周遭也有不買運動這樣的風氣。但是,從日本進口的東西真的非常多,如果真的執行不買運動的話,手機裡面的零件也有日本製的,這樣什麼都沒辦法得到手了。我認為多考慮一下後再行動會比較好。韓國阿,可能要靠著我們自立自強也說不定,但更重要的是,增加國際間的交流不是會更好嗎」
也向與他們同席的大學講師詢問時...。
「我的世代比他們還要老,跟他們的想法不一樣,所以我會避免在這裡主張意見。不過,我認為要負擔韓國將來的20多歲的人的意見比較重要,所以沒有必要特別來問我們這個世代」。
韓国滞在中、今の日韓関係を象徴するような出来事に遭遇した。
取材3日目の昼前、ホテルのロビーで、取材に同行してくれている韓国人ジャーナリストと日本語で打合せをしている時だった。
たまたまその日に発行された韓国の新聞に、例のベストセラー『反日種族主義』の著者がYouTubeに投稿した動画が取り上げられていたので、そのことについて話をしていた。
すると、隣に座っていた40代前半のビジネスマンとおぼしき男性が、突然日本語で話しかけてきたのだ。
「そういう話は、こういう公の場で話さない方が良いですよ。韓国には日本語がわかる人もたくさんいるので。あなたたちのことを心配して言っています」
あまりに突然のことで、私はとても驚いた。話しかけてきた男性は韓国人で、現在は日本で家族と生活をしており、一時帰国中だという。
私たちが話していた内容は、日本を批判する内容でも、韓国を批判する内容でもなかった。『反日種族主義』という本についても、否定も肯定もせず、著者についての説明を聞いていたに過ぎなかった。
よくよくこの男性の話しを聞いてみると、男性はこの書籍について批判的な考えを持っていたことから、たまらなくなり口を挟んできたということだった。
もちろん、この男性が、たまたま見ず知らずの人に干渉をしてくるタイプの人間だったのかもしれない。それでも、政治に関する話をしているだけなのに、見ず知らずの人に対して「そういう話はしない方がよい」と意見をする人がいる、という事実に、私はただただ驚いた。
「關於日韓問題的事,還是不要在這裡說比較好」
停留在韓國的時候,遇到了能夠象徵現在日韓問題的事了。
那是取材第3天的上午,在旅館的大廳,和跟我們一起同行取材的韓國記者商量的時候,發生的事情。
碰巧那天發行的韓國新聞,寫了有關最佳銷售的『反日種族主義』的作者,上傳在Youtube的影片被刪除的事,於是就談論了關於這件事的話。
「這種事不要在公共場合和講比較好。韓國也有許多懂日文的人,我擔心你們才講的。」
太過於突然,我感到非常震驚。向我們搭話的韓國男性,與家人生活在日本,目前是一時的回國。
關於我們談論的內容,並沒有批評日本,也沒有批評韓國。關於『反日種族主義』這本書,既不肯定也不否定,僅僅是打聽關於作者的說明而已。
多向這位男性打聽後,他對於這本書籍抱有批評的想法,夾雜著受不了的口氣。
當然,這為男性只是碰巧去干涉不認識的人的類型也說不定。即使這樣,只是談論有關於政治的話題而已,居然有人會對不認識的人提出「這種話不要講比較好」這樣的意見,對於這樣的事實,我感到非常驚訝。
ホテルを出た後も、相当な時間、このシーンが私の頭、そして心の中で反芻を続けることとなった。
見ず知らずの人に意見することは、ネット上ではよくあることだ。Twitterでは毎日のように行われている。しかし、リアルな社会では、このような経験がほとんどないだけに強い衝撃を受けた。
お互いの意見がどうであれ、相手が何者かもわからない中で話かけてきた男性の胸中には、見ず知らずの人に意見するだけの強い思いや考えがあり、それなりの覚悟があったと思う。
それに対し私も、誠心誠意、男性の話に耳を傾けた。その時間、お互いに少なからず、それなりの緊張感があったと思う。
為什麼要向不認識的我搭話呢
離開旅館後,有好一段時間,那個場景在我的腦海中,心中反覆回想。
被不認識的人提出意見,在網路上是很常見的事情。在Twitter每天都會發生。但是,在現實社會中,這樣的經驗幾乎沒體驗過而感到震驚。
不管雙方的意見如何,在不知道是對方是誰的情況下向他人搭話的男性心裡,僅僅是抱持著對不認識的人有意見這樣強力的想法,有著那樣的覺悟。
對此我也誠心誠意地傾聽男性所說的話。那段時間,雙方都感到相當的緊張。
このシーンを後から反芻する中で、私はとある言葉を思い出した。開発者としてTwitterのリツイートボタンを作ったクリス・ウェザレル氏の言葉だ。
要約すると、リツイート機能が実装される前までは、ユーザーは自分がシェアする内容について少なくともひと呼吸おいて考える間があったが、リツイートボタンができると、「衝動が先立つようになった」という内容だ。
見ず知らずの人の考えや主張に意見するということは、SNSで衝動的に、反射的に言葉を送るよりも、緊張感のいることなんだと改めて感じさせられた。こうしたシーンは、実際に現地に行ってみないと体験することができない、貴重な経験だったと思う。特に政治的な話をするとなればなおさらだ。
今回は、限られた時間の中で私が見て、聞いて感じたことを、紹介した。その中には、当然ながら、日本に対して批判的な意見を持つ人もいたが、一方でそれ以上に親日的な意見を持つ人も多くいることを、改めて認識させられた。
私がソウルに滞在している間に目撃することはなかったが、現地の韓国人ジャーナリストによると、韓国国内では反政府デモも度々行われており、多くの市民が参加しているという。
韓国の人々に話を聞いて感じたことは、多く人が、年齢問わず、政治について自分なりの考えをしっかり持っているということだ。質問すれば、しっかりと答えが返ってきたことが印象的だった。
日本では、SNSなどのネット上では政治に関する意見が交わされていても、“オフライン”では身近な人たちと対話をするシーンはあまりないと、少なくとも私は感じている。
客観的な事実に基づき、きちんと自分の考えとして正々堂々と、もっと政治的な話をしても良いのではないかと思った。そうした政治的な会話に付きまとう「緊張感」も忘れずに。
Twitter的RT按鈕給予我們的東西
在這之後不斷反覆回想那個情景的我,突然想到了某句話。作為開發者,做出RT按鈕的,Chris Weathererel所說過的話。
簡單來說,直到RT機能在實裝之前,至少有一段時間可以思考使用者關於自己所要分享的內容,但是,RT按鈕出現後,「變成了衝動大過一切」,這樣的話。
我重新感受到,對不認識的人的想法或主張提出意見這種事,比起在SNS上,衝動、反射性送出去的話,是相當富有緊張感的一件事。像這樣的場景,如果不親自去到現場體驗看看的話,是無法感受到的,我認為是相當貴重的經歷。特別是政治性的話題。
這次,介紹了我在有限時間內所看到、聽到和感受到的事。在這之中,理所當然,有對於日本抱持著批評意見的人,但,另一方面,讓我更進一步重新體認到了,也有很多抱持著親日想法的人這件事。
雖然在我聽留在首爾期間沒有目擊到,但根據當地的韓國記者的情報,韓國國內屢次發生反政府抗議活動,且有大量的市民參加。
向許多韓國人搭話而感受到的是,大部分的人,不論年齡,關於政治都確實地有著自己的想法。詢問的話,印象上都會好好地給予答覆。
日本的話,雖然在SNS等網路上會交錯著各式各樣有關政治的意見,但是幾乎沒有人在"線下"與身旁的人談論,至少我是這樣感覺的。
根據客觀上的事實,我認為,好好地以自己的想法,堂堂正正地,多談論一些政治性的話題也不錯。這樣,也不要忘記糾纏在政治性談話上的「緊張感」。